70:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/13(水) 23:26:48.88 ID:wTPf0tTeO
隊長「聴取は終わったか」
隊長さんが戻ってきた。
爪-A「いいや、どういうわけか現状を把握できていないようだったので世間話をしていた、そっちは?」
隊長「…はぁ、不明者、野良、どちらを当たっても特定できなかったが、とある要人と同姓同名だったので上に掛け合ったら、各種データを要求されたので送り付けた、「丁重に保護し即時帰還せよ」だそうだ」
え?要人?
翼-A「はあ?なんじゃそりゃ?」
聞きたいのはこっちだ。
爪-A「これは面倒事かな(ため息)」
男「え、どうするんです?」
隊長「あなたには爪-Bの機体の補助コックピットに乗ってもらう、少し窮屈だろうが安全は保証するので御勘弁を」
ん?新しい名前だ、と戸惑っていると、もう一機ゆっくりとロボが降りてくる、爪-Aさんの乗っていた機体と同じ武装をしている。
男「はい、わかりましt」
言い切る前に隊長が口を挟む、ロボも降下をやめ、上昇する。
隊長「すまない予定変更だ、走れ、早く」
隊長が停止しているロボの方に駆け出す。
男「え、あ、はい」
急なことで戸惑ったが駆け出す。
翼-A「おい!今の今までぜんぜん遭遇しなかったろ!なんでここでなんだよ!タイミング悪すぎだろ!おい!」
爪-A「翼-A言いたいことはわかるが愚痴ってもどうにもならん、隊長!男は私の機体に乗せるということでいいんだな!?」
隊長「ああ、頼んだ」
どうやら緊急事態のようだ。
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