1: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:15:55.12 ID:4sTRpGmI0
提督「……」
神通「……」
ある日の夜。
俺は自室で、秘書艦であり妻でもある神通と共に過ごしていた。
提督「……」
神通「……」
特に何かをしているわけではない。神通に淹れてもらったお茶を飲みながらのんびりしている。
そしてそれは神通も同じだ。俺の隣に座り、窓から見える海を眺めている。
提督「……」
神通「……」
会話はない。だが、不思議と嫌な感じはしない。むしろ逆だ。
心地良い静寂、というべきか。この沈黙が俺に安らぎを与えてくれていた。
提督「……」
神通「……」
ただぼーっとしているのもたまにはいいものだが、流石に長時間続けるのは厳しい。
俺は段々手持ち無沙汰になってきた。
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2: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:22:44.53 ID:4sTRpGmI0
『あの……提督。そんなに触られると、私、混乱しちゃいます……』
とは、神通に触れた時に言われた言葉だ。
では彼女は、どこまで混乱せずに耐えられるのか。
3:名無しNIPPER[sage]
2017/09/09(土) 13:26:43.25 ID:wsBy1VOvO
Rでエッチなところに触るのも書いてどうぞ
4: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:31:09.79 ID:4sTRpGmI0
手始めに、神通の肩を抱き寄せる。
神通「……提督?」
神通が怪訝そうに俺を見た。
5: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:39:51.80 ID:4sTRpGmI0
数十秒ほど経った頃。
神通「……」
神通が俺の肩に頭を乗せた。
6: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:47:24.30 ID:4sTRpGmI0
提督「神通、こっち向いて」
神通の頭から手を離した俺は、続けてそう頼んだ。
神通「はい」
7: ◆Kxk36pjJsT2B[saga]
2017/09/09(土) 13:56:03.59 ID:4sTRpGmI0
提督「……」
神通「て、提督……//」
俺は今、神通と額を合わせている。子供の熱を測る時にするような、あの状態だ。
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