星梨花「プロデューサーさんと夜のお散歩」【ミリマス】
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◆z80pHM8khRJd
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2017/09/08(金) 22:44:19.13 ID:e6wKF1F40
P「星梨花、日も暮れて辺りも暗いから気を付けろよ」
星梨花「はい。そっと、そおっと」
手すりにつかまりながらさび付いた急な階段を何とか下り、道にでる。
以下略
AAS
7
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:45:57.96 ID:e6wKF1F40
なんとか通りに出る。
舗装は一応されているが車道と歩道が分かれていることもなく、ただただ道が目の前に広がっている。
ちょっとした月明かりと電灯のみで辺りは暗い。
以下略
AAS
8
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:46:45.53 ID:e6wKF1F40
P「どうした星梨花、やけに楽しそうだな」
星梨花がはにかむ。
星梨花「えへへ、バレちゃいました? ……こうやって夜にお散歩するのってワクワクするなって」
以下略
AAS
9
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:48:51.13 ID:e6wKF1F40
星梨花「子どもっぽいって思いました?」
P「ちょっと」
星梨花「あっいじわるです!」
以下略
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10
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◆z80pHM8khRJd
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2017/09/08(金) 22:49:34.27 ID:e6wKF1F40
星梨花は少し改まった口調で尋ねてきた。
星梨花「わたしは……プロデューサーさんから見たら……まだまだ子どもですか?」
P「そんなことはない」
以下略
AAS
11
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:50:08.27 ID:e6wKF1F40
星梨花「……わたしからみればプロデューサーさんは立派な大人です。わたしの知らないことをたくさん知っていて、いろんなことができて……」
飾らない言葉で答える。
P「うーん……星梨花の前だからカッコつけようとしているだけかも」
以下略
AAS
12
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:51:46.55 ID:e6wKF1F40
ふと独り言のようにポツリと漏らす。
P「こんな田舎道を歩いていると子どもだったころを思い出すなあ」
星梨花「そうなんです?」
以下略
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13
:
◆z80pHM8khRJd
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2017/09/08(金) 22:53:00.94 ID:e6wKF1F40
P「ただ大人になってみて考えると案外近い場所だったんだよな。車でいけばそう時間もかからない、電車でいけば数駅だ」
P「星梨花には悪いが大人ってこういう現実を知るってことかもしれないな……」
星梨花「……プロデューサーさんに悪いかもしれないんですが、それはちょっと違うかなって」
以下略
AAS
14
:
◆z80pHM8khRJd
[saga]
2017/09/08(金) 22:54:00.13 ID:e6wKF1F40
星梨花「わたしがアイドルを目指すきっかけは初めて会った面接のときに話しましたね」
P「たしかお父さんの友達にアイドルのことを教えてもらって……広い世界を見たくなったんだっけか」
星梨花「はい。あのときわたしは必死だったんです。何かを見つけないとって」
以下略
AAS
15
:
◆z80pHM8khRJd
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2017/09/08(金) 22:55:15.77 ID:e6wKF1F40
星梨花「プロデューサーさんはどうなったら大人になるって思います?」
P「ええっと……いろいろあると思うが……」
星梨花「わたしは20歳になれば大人になる……なっちゃうと思ってるんです」
以下略
AAS
16
:
◆z80pHM8khRJd
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2017/09/08(金) 22:58:23.77 ID:e6wKF1F40
星梨花「アイドルになってたくさんのことを知りました。アイドルになることで外の世界に飛び出したんです」
P「外の世界?」
星梨花「そうですね。……例えばわたしがバイオリンができるようになりたいと言えばすぐに有名な先生を付けてくれて、家には防音室が作られました。どこかに行きたいと言えばどこにでも連れてってくれたりもしました。わたしが望めばたいていのことは実現されました」
以下略
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