17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:06:21.88 ID:+EtVRVLso
ちなつ「で、どうなの?」
向日葵「いや、それはその〜……こ、こういうのは櫻子に任せますわ!」
櫻子「ええ!? えっと、だから……付き合ってないと言えば嘘になるというか、なんというか……」
向日葵「下手か!!///」べしっ
ちなつ「あははは!」
あかり「も〜、それならそれでちゃんと報告して? 大事なことだから」ぎゅっ
櫻子「あ、あかりちゃん……!」
赤座さんと吉川さんに両サイドから腕を抱きしめられ、櫻子は真っ赤になってしまった。
助けを求めるような目で私の方を見てくる。「言っていいの?」と視線だけで語りかけてきた。このお二人になら構いませんわ、とうなずいてあげる。
ちなつ「付き合ってますか、付き合ってませんか。YESかNOでもいいよ」
あかり「どっち……?」
櫻子「……い……いぇす……///」かああっ
ちなつ「やったぁー!」ぱちぱち
あかり「おめでと〜♪」
よくわからない二人の祝福に包まれる。女性同士という点についてはまったく気にしていないようだった。もしかして私たちのことを……中学時代からずっとそういう目で見守ってきてくれていたのだろうか。
櫻子「あぅ〜……恥ずかしいなぁ……///」
あかり「櫻子ちゃんよかったねぇ、頑張ったんだねぇ」
櫻子「ま、まーね!」
ちなつ「よし、じゃあ私たちのことも言っちゃおうか」
あかり「櫻子ちゃんも言ってくれたし、ちゃんと報告し合わないとね」
櫻子「え……なにを?」
ちなつ「あのね、私たちも付き合ってるんだよ」
あかり「よろしくね〜」
向日葵「……えっ」
櫻子「は……はあぁぁー!?///」
ちなつ「さて、今日は何して遊ぼっかー」
櫻子「ちょ待って待って! なに今の! さらっとすごいこと言われた気がしたよ!?」
またもナチュラルなモーションから突然ずばんと爆弾発言が投げ込まれる。
赤座さんは吉川さんと視線を合わせ、赤く染まる頬に両手をあてた。
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