29:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 19:41:04.31 ID:18Efwc+M0
なんと、この女カラオケでエンヤを歌い始めやがった。
志保は確かに歌が上手い、それは間違いない。 エンヤを完璧に歌いこなしている。
しかしエンヤである。 エンヤである。 カラオケ上級者の恵美と春香さんが何も盛り上げられないほどの壮大な曲である。
問おう北沢志保よ、何故君はエンヤを知っている? 明らかに世代ではないだろう。 親か、親の趣味か。
とにかく、恵美の『アタシと春香が絶対盛り上げるから!』は早くも嘘となってしまった。
いや、志保は完全に歌の世界に入り込んでいるので、志保は恵美と春香さんの助けなど無くても一人で盛り上っているし、まぁいいのか。
店員「失礼しまーす、ポテトお持ちしました〜」
ドアのノックの後、店員が部屋へ入ってくる。 店員も部屋に入ったらいきなり美少女がエンヤを歌い上げていたらさぞ驚くことだろう。
志保「あ、そこ置いといてください」
伸びのあるビブラートを中断しながら志保は指示する。 志保は店員のことを思いやれないような冷たい人間ではない。 ただ友人たちとのカラオケでエンヤを歌っちゃうちょっとオチャメな子なのだ。
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