169: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 07:29:19.14 ID:c6PUDvkw0
まゆ「……凛ちゃんは今、眠っています。それは深い眠りです。けど、起きなきゃいけない。わかりますねぇ?」
凛「……うん。分かるよ」
まゆ「それは沢山の人が待ってるからです。卯月ちゃんや未央ちゃん。加蓮ちゃんや奈緒ちゃん。ちひろさん。もちろん、Pさんも」
凛「……! Pも……」
まゆ「だから、起きてください。そして……」
凛「そして?」
まゆ「……まゆからの手紙を読んでください。まゆが凛ちゃんに宛てた、最後の言葉ですから」
凛「! 最後の、ってことはやっぱり……!」
まゆ「全く。こんな時間があるなんて、聞いてなかったですよぉ? なんだか恥ずかしいじゃないですかぁ……」
凛「まゆ! どこ行くの! 私も付いて行くから!」
まゆ「駄目ですよぉ? 凛ちゃんはまだこっちにきちゃ駄目です」
まゆ「そっちで、精々Pさんと幸せに暮らしてください♪」
凛「まゆ! まゆは私の……!」
まゆ「……聞きません。言わないでください」
凛「まゆぅ! どうして!」
まゆ「……さぁ。そろそろ目覚める時間ですよ」
凛「まゆ! ねえ! まゆ!」
まゆ「……そんなに名前を呼んでくれて」
まゆ「……ありがとうございます」
凛「まゆ! まゆ! まゆ!」
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