5: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:24:12.02 ID:BRmAnK330
ではわたしが未来さんのポジションに収まったら……?
わたしが静香さんを頼ったらたいていなことはしてくれそうな気がします。
あまりにも頼りすぎていたら優しく注意もしてくれるでしょう。
6: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:25:28.11 ID:BRmAnK330
未来さん、静香さんとくれば次は翼さんでしょうか
翼さんと言えばあの甘―い声が印象に残りますね。
そして翼さんと仲が良い相手といえば……。
7: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:27:03.78 ID:BRmAnK330
美希さんでしょうね。
2人ともマイペースですが見ててとっても楽しくなるいいコンビですね。
翼さんは美希さんがとっても大好きで、美希さんは翼さんを誰よりも気にかけています。
8: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:27:58.84 ID:BRmAnK330
さてさて、ではわたしが美希さんのポジションだったとすれば……?
「星梨花センパーイ! ごはん連れてってくださいよお」
「えー仕方ないですね、ふふん」
9: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:28:32.28 ID:BRmAnK330
最後はエミリーちゃんにしましょう。
エミリーちゃんの親友はわたしだと自負していたのですが、それを脅かす存在が現れました。
そうです、紬さんです。
10: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:29:26.31 ID:BRmAnK330
「エミリーちゃん、それ何ですか?」
「あっ星梨花さん……実は事務所にこんなものが落ちていて」
エミリーちゃんが手に持っているものを見せてもらいます。
11: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:30:28.03 ID:BRmAnK330
1つ疑問が思い浮かびます。
「でも何でこの札を大事に持ってたんだろう……この歌の意味って分かります?」
「大江山を越え、生野を通る丹後への道は遠すぎて、まだ天橋立の地を踏んだこともありませんし、母からの手紙も見てはいません……ですね」
12: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:31:36.72 ID:BRmAnK330
最近の紬さんの様子を思い浮かべます。
鬼気迫るような勢いでレッスンに取り組む紬さんが少し心配になったことが何度かあります。
あの様子からいって……
13: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:34:56.14 ID:BRmAnK330
「たしかこの歌は60番だったはず……」
エミリーちゃんは慣れた様子でページを繰ります
「ありました。……この歌の作者はあまりにも歌が上手だったので母が代作していると疑われたことがあります。しかし、上質なこの歌を即興でつくり周囲を圧倒させました………これって!」
14: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/09/06(水) 23:35:47.68 ID:BRmAnK330
「星梨花さん、いきましょう。紬さんを止めるのです」
エミリーちゃんがわたしの手を取って紬さんの元へ向かおうとします。
だけどわたしは足に根っこが生えたみたいにその場から動きませんでした。
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