良子「全世代女子高生麻雀チャンピオンシップ…」はやり「決勝後半戦だぞッ!☆」
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omochi
◆/Pbzx9FKd2
[saga]
2017/09/13(水) 23:28:57.58 ID:gs/9WXIK0
【後半南二局 親:咏】
ワアアアアアアァァ――――ッ!! ヨッシャシノォッ! シラツキサン、ココカラハンゲキジャー! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・
裕子『遂にこの人が来ました! 白築選手、お得意のジュンチャンで満貫和了!!』
裕子『結局… 奇妙なシャボ待ちでリーチをかけていた三尋木選手は和了ならず! リー棒も持ってかれてしまいました』
はやり(28)『咏ちゃんはザンネンだったねー☆ アレ和了ってればそーとー有利になれたのにッ!』
裕子『はい、しかし… 戒能プロ、先ほど、三尋木選手のリーチは戒能選手から直撃を取るため、とおっしゃってましたが… もう少し詳しくお願いできますか?』
良子(20)『イエス。 おそらく三尋木選手は、2巡目に私が二萬ポンをした時点で、手牌に一萬の対子があることを看破していたんです』
裕子(20)『…? 何故それだけで一萬が手牌にあると?』
良子(20)『あの当時の私は、理牌に少しクセがあるんですね… それは、萬子の並びは必ず手牌の左端に揃えるということなのです』
良子(20)『前半の東一局の九萬単騎ツモだけは、私は単騎待ちを悟られまいと九萬を手牌の中央に紛れ込ませていましたが、アレ以外では、私は全ての局で、萬子は必ず左端に揃えていました』
良子(20)『そして丁寧に上下も揃えて、数のスモールな方から並べる… そして、あの二萬ポンをした時、私は手牌のレフトから3番目と4番目の牌を倒した。 つまり、左端に残った2牌は・・・』
良子(20)『一萬の対子以外有り得ないということです。 三尋木選手は、そういった打ち筋のクセを観察してきたことで、私の手牌には必ず一萬の対子があると見抜いていたのでしょう、メイビー』
裕子『な、なるほど… それで、戒能選手がタンヤオに向かった時に、一萬の対子を落としてくる・・・と読んだわけですね?』
良子(20)『イグザクトリー… あの一-四萬待ちだと教えるような三味線行為も、まさか本当に待ちを教えるはずがない、という他家の心理を利用しようとしたわけですね』
良子(20)『でも結局、ギリギリで私は三尋木選手の待ちに気づき、振り込みだけは避けることが出来ましたが… この親を失ったのはベリーハードですね…』
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