【デレマス】白菊ほたる「夜更かしと、藍子さんとのオセロ」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:25:42.85 ID:mR3a0gwl0

「やった……!」
「負けちゃいました…… これで、おあいこですね」
「ふふっ、運が絡まなければ、私だって強いんですよ」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:26:51.84 ID:mR3a0gwl0

「今年の夏はどうでしたか、ほたるちゃん」

私の先手から、静かにゲームはスタートした。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:27:56.63 ID:mR3a0gwl0

「まさか海のお仕事をする日が来るなんて思いませんでした」

透き通る海、灼けた白い砂浜。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:29:09.40 ID:mR3a0gwl0

「それは良かったです♪ 私も、波に水着を盗まれるのは初めて見ました」
「ああっ! それは忘れてください……!」
「ふふっ、忘れられそうにありません♪」
「もう……」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:30:25.02 ID:mR3a0gwl0

「藍子さんはどうでしたか、今年の夏は」

彼女が悩んでいる間に、話題の種として質問を返す。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:31:47.19 ID:mR3a0gwl0

「うん。思い返せば、狂いそうな暑さも、澄み渡った青空も、咲き渡る花々も、こんなに美しく見えたのは初めてかもしれないなって」
「それは、良かったです」

彼女と同じ喜びを分かち合えていたと知り、幸せを噛み締めて一手。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:32:59.29 ID:mR3a0gwl0

そのまま、時間の許す限り、八×八が埋まるまで、他愛ない話を繰り広げた。

あの水着は可愛かった。
あんなアクシデントが起こるとは思わなかった。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:34:19.62 ID:mR3a0gwl0

「私の勝ち、ですね」
「ほたるちゃん、強い」
「えへへ……」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:35:22.71 ID:mR3a0gwl0

「だいぶ遅くなっちゃいましたね。ほら、月が綺麗ですよ」

指を差されて視線を少し上に向けると、円なそれが白熱灯のように輝いていた。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:36:57.45 ID:mR3a0gwl0

何となく眺めていたくなって、片付けの手は止まってしまった。
椅子を窓の方に向けて、空を仰ぐ。

そのまま眠ってしまいそうなくらい、静かな時間が流れていた。
以下略 AAS



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