【デレマス】白菊ほたる「夜更かしと、藍子さんとのオセロ」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:23:59.52 ID:mR3a0gwl0
「ほたるちゃんも、案外負けず嫌いですよね」
「すみません、嫌でしたか?」
「ううん、いくらでも付き合いますよ」
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:25:42.85 ID:mR3a0gwl0
「やった……!」
「負けちゃいました…… これで、おあいこですね」
「ふふっ、運が絡まなければ、私だって強いんですよ」
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:26:51.84 ID:mR3a0gwl0
「今年の夏はどうでしたか、ほたるちゃん」
私の先手から、静かにゲームはスタートした。
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:27:56.63 ID:mR3a0gwl0
「まさか海のお仕事をする日が来るなんて思いませんでした」
透き通る海、灼けた白い砂浜。
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:29:09.40 ID:mR3a0gwl0
「それは良かったです♪ 私も、波に水着を盗まれるのは初めて見ました」
「ああっ! それは忘れてください……!」
「ふふっ、忘れられそうにありません♪」
「もう……」
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:30:25.02 ID:mR3a0gwl0
「藍子さんはどうでしたか、今年の夏は」
彼女が悩んでいる間に、話題の種として質問を返す。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:31:47.19 ID:mR3a0gwl0
「うん。思い返せば、狂いそうな暑さも、澄み渡った青空も、咲き渡る花々も、こんなに美しく見えたのは初めてかもしれないなって」
「それは、良かったです」
彼女と同じ喜びを分かち合えていたと知り、幸せを噛み締めて一手。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:32:59.29 ID:mR3a0gwl0
そのまま、時間の許す限り、八×八が埋まるまで、他愛ない話を繰り広げた。
あの水着は可愛かった。
あんなアクシデントが起こるとは思わなかった。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:34:19.62 ID:mR3a0gwl0
「私の勝ち、ですね」
「ほたるちゃん、強い」
「えへへ……」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:35:22.71 ID:mR3a0gwl0
「だいぶ遅くなっちゃいましたね。ほら、月が綺麗ですよ」
指を差されて視線を少し上に向けると、円なそれが白熱灯のように輝いていた。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2017/09/04(月) 02:36:57.45 ID:mR3a0gwl0
何となく眺めていたくなって、片付けの手は止まってしまった。
椅子を窓の方に向けて、空を仰ぐ。
そのまま眠ってしまいそうなくらい、静かな時間が流れていた。
以下略
AAS
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