【デレマス】白菊ほたる「夜更かしと、藍子さんとのオセロ」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/04(月) 02:47:34.35 ID:mR3a0gwl0

「月は、夜道を歩く人達には欠かせない存在なんですよ。それこそ、今みたいに電灯が無い時代には、かなり重宝されていたって聞きます」
「そんな、私なんか……」

あまりに自分に合わぬ誇大な例えに、違和感を覚えてしまう。
しかし、彼女は本気でそう思っているようだった。

「ほたるちゃん、貴方が重ねてきた苦労を、私には完全に理解出来る訳じゃない……」

藍子さんが瞑目する。

とても真剣な表情だ。
私の以前が分かち合えないことを嘆いていること。
それが、ひしひしと伝わってくる。

「でも、私にも分かります。貴女が、いまもどこかで夢を追う人々の、ひとつの希望になれていること……」



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