ほむら「貴女がくれたもの」
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210:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/12(火) 22:13:48.77 ID:pL5ki6yY0
――ワルプルギスの夜襲来4日前


――美国邸

キリカ「もうすぐワルプルギスの夜が来るね」

キリカ「まだ未来は見えない?」

織莉子「ええ……」

織莉子「こんな事は初めてよ。まだ確定していないのか、私の能力の範疇を超えているのか……」

キリカ「どんな結末になろうと私は織莉子に着いて行くだけさ」

キリカ「それに、藍を信じるって決めたんだ。織莉子だってそうだろう?」

織莉子「そうね……藍さんは私達に奇跡を見せてくれた」

織莉子「彼女ならどんな不条理も覆せるかもしれない」

キリカ「だったら、私達もいつも通りにやるだけだよ」

キリカ「わからない事を考え続けても仕方ないさ」

キリカ「ワルプルギスとの戦いまでまだ時間が有るんだ、その内未来が見えるかもしれないだろう?」

織莉子「キリカの言う通りね」

織莉子「いつまでも考え込むなんて私らしくなかったわ」

織莉子「道が暗いのなら自ら明かりを灯すまでよ」

キリカ「それでこそ私の織莉子だよ」

織莉子「藍さんと出会って、私達の世界は大きく広がったわ」

キリカ「藍に出会わなければ、今頃倒錯的だったろうね」

織莉子「私達二人だけではここまで辿り着けなかったでしょう」

織莉子「でも、私達は二人ぼっちじゃない。共に道を照らしてくれる仲間がいる」

キリカ「なら闇を恐れる理由は無いだろう?」

織莉子「ええ、世界はこんなにも輝いているのだから」





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