ほむら「貴女がくれたもの」
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167:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 23:32:47.24 ID:7rGYT6nl0
藍「やあ、さやか。ちゃんとご飯は食べてるかい?」

さやか「藍…またあんたなの?」

さやか「もう私に構うのはやめて」

パンッ

さやか「何すんのよ!」

藍「痛いか?」

藍「痛むだけの心は残っているか?」

さやか「心なんて・・・」

さやか「私の中に心なんて無い!」

さやか「あの石ころが私の心なんだよ!」

藍「さやか、大切なのは心が何処にあるかではない。心があると言うことか重要なんだ」

藍「それは間違いなく君の心だ」

藍「元気で、友達想いで、間違ったことが嫌いな、私の友達の美樹さやかの心だ」

藍「其を忘れない限り、心が何処にあろうとどんな形だろうとさやかはさやかであり続ける」

藍「人間だけが心を持つんだ」

藍「痛みも悲しみも、嫉妬さえも君が人間で、心がある証拠だ」

藍「だから自分を化け物だなんて言うな。石ころだなんて言うな。君は何も変わっていない、何も無くしてなんかない」

杏子「さやか! このバカこんな所に居やがったのか」

さやか「杏子…」

藍「杏子か!」

さやか「・・・もう遅いよ」

さやか「私、こんなになっちゃったもん」スッ

藍「!」

杏子「なっ・・・お前、それ」

さやか「これ、私の魂なんだよね?」




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