ほむら「貴女がくれたもの」
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147:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 13:26:15.42 ID:7rGYT6nl0
藍《そうだ、あいつはさやかを食い物にしようとしている。奴に聞かせていい話など一つもない》

恭介《そうだね、僕もそんなやつに話を聞かれたくは無い》

藍《ああ…それより、すまないな。本当なら君をこんな事に巻き込みたくは無かったのだが》

恭介《気にしないで、寧ろ秘密にされてたら怒ってるところだよ》

藍《ふふっ、君はいい男だな。さやかが惚れるわけだ》

恭介《なっ!? こんな時に何を///》

藍《こんな時だからこそさ。我々まで陰鬱とした雰囲気ではさやかの心を救うなど出来ないよ》

恭介《八雲さん…そうだね》

恭介《教えてくれ、さやかに何があったのか。僕は何をすればいい?》

藍《そうだな、さやかはある魔法少女に憧れて正義を志していた》

藍《そして、それを揺るがすことが起きてしまったのだろう》

藍《これがまず一つ。次は…》

藍《この話はするべきか悩んだが、やむを得まい》

藍《今日のさやかと仁美な話しは、学校に復帰した恭介の事だ》

恭介《僕の事?》

藍《ああ、仁美は恭介に恋心を抱いており宣戦布告をしたんだ》

恭介《志筑さんが!? それに宣戦布告って…》

藍《二つ目がこれだ。先日露見した魔法少女の真実と合わさり、自分は恭介に思いを伝える資格はないと思っているのだろう》

恭介《そんなこと…さやかが何者だろうと大切な人である事は変わらないのに》

藍《だが、さやかはそうは思えなかった》

藍《恐らく恭介が想いを伝えたとしても、今のさやかは自身を憐れんでの事としか思ってはくれまい》





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