ほむら「貴女がくれたもの」
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145:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 13:23:46.01 ID:7rGYT6nl0
――藍のマンション


杏子「藍、あのバカ早く手を打たないといよいよヤバいぞ」

藍「お帰り杏子」

杏子「ただいま。って挨拶してる場合じゃないんだって」

杏子「今日のあいつの戦い方がどんなのか分かるか?」

杏子「痛覚を遮断して魔女と戦ってやがった」

藍「痛覚を? それは拙いな」

藍「痛みは生物が等しく持つ危機反応だ」

藍「痛みに鈍くなればやがて心も鈍くなる」

藍「戦いどころか日常生活にも支障をきたすようになるぞ」

杏子「あいつ…変に意固地になってた。昨日会った時はそうでも無かったのに」

藍「確かに、今朝も空元気ではあったがそんな戦い方をするような感じではなかった」

杏子「今のあいつには、あたしの言葉じゃ届かない。藍、頼む…さやかを助けてやってくれ」

藍「ああ、任せておけ」

藍(さやか……何があったと言うんだ)

杏子「それじゃあたしは行くよ。ほむらのやつに呼ばれてるんだ」



藍[こんばんは。遅くに悪いね、少し話がしたいんだが会えないか?]

恭介[今から? 何かあったの?]

藍[さやかの事だ。良くない状況になってる]

恭介[さやか…!? さやかに何があったの?]

藍[詳しい事は今調べている。だが、このままでは拙い事になる]

藍[そっちに行っても大丈夫か?]

恭介[わかった。親にはうまく話しておくよ]

藍[すまない。また後で]ピッ



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