ほむら「貴女がくれたもの」
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122:名無しNIPPER[saga]
2017/09/02(土) 19:20:16.98 ID:4RLwC4O6O
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キュウべぇ「だから、さやかはさっき君が投げ捨てちゃったじゃないか」

まどか「キュウべぇ・・・何を言っているの・・・?」

キュウべぇ「何故さやかがまだ動けているかは分からないけど、そっちは脱け殻なんだってば」

さやか「私が脱け殻? 何を言ってるのよ? 説明して!」

キュウべぇ「やれやれ、人間と言うのは理解が遅くて困るね」

キュウべぇ「良いかい? 魔法少女と契約を取り結ぶ僕達の役割は、君達の魂を抜き取りSGに変換することなんだ」

さやか「何よ・・・それ・・・」

杏子「そんなの聞いてねぇぞ! それじゃあたし達・・・ゾンビにされたようなもんじゃねえか」

キュウべぇ「むしろ便利だろう? そのお陰で君達は今日まで戦って来れたんだ」

キュウべぇ「心臓が破裂しようと、ありったけの血を抜かれようと、魔法を使えば元通りだ」

キュウべぇ「そもそも壊れやすい人間の体で戦ってくれだなんて、とてもじゃないけどお願い出来ないよ」

ほむら「もういいわ、消えなさい」ゴリッ

キュウべぇ「どうやら無事見つけられた様だね」

ほむら「聞こえ無かったのかしら?」パスッ

キュウべぇ「」グチャ

まどか「ひっ・・・」

キュウべぇ「無駄なことだと分かってるくせに」スッ

さやか「え? キュウべぇがもう一匹?」

キュウべぇ「無暗に個体を潰すのは止めてくれないかな、勿体ないじゃないか」モグモグ

杏子「なっ・・・自分の死体を喰ってやがる・・・」

ほむら「これで分かったでしょう?コイツらがどういう存在か」

さやか「ねぇ、転校生はこの事知ってたの?」

ほむら「・・・ええ、知っていたわ」

さやか「だったら・・・」

さやか「だったら! なんで教えてくれなかったのさ!!」




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