【シンフォギアSS】未来「クリスって甘えるの下手だよね」クリス「なっ……」
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6: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/09/01(金) 21:27:23.99 ID:alfvqIfC0
未来「クリス……普段から甘えてあげてたら、こんなことには」ヒソヒソ

クリス「お、おまえが説明しないで連れてきたのは悪いんだろ!」ヒソヒソ

未来「翼さんに事の成り行きを説明をするのが難しそうだから、クリスとの会話を隣で聞いてもらおうって思って」ヒソヒソ

クリス「と、とにかく中止だ! あんなに荒ぶった先輩に甘えるだなんて、鉄火場のど真ん中より危険じゃねえか!」ヒソヒソ

響「えー、そんなぁ。あんなに喜んでる翼さんを放っておくの?」ヒソヒソ

クリス「くっ……」

未来「クリス……骨は拾ってあげるから」ヒソヒソ

クリス「だあーっ! もう、行ってくる!!」


ガチャ、ギギ、ギギギギギギィ――バタン

カツン、カツン――


クリス「せ、先輩……?」

翼「――雪音か。よく来たな」ギラリ

クリス「ヒッ……!」

クリス(地獄の底の……閻魔翌様!?)

翼「どうした雪音!?」

クリス「な、なんもありゃしねえよ」

翼「そ、それならいいのだが」

クリス(この剣圧……殺気や敵意こそないが、敵対してた時の比じゃねえぐらい高まってやがる)

翼「その、な。改まって言うのはなかなか照れくさいが、これもいい機会だ」

クリス(下手に動けば一刀両断ズンバラリン。いったいどうしろっつーんだ)

翼「私は雪音のことを、本当によく練磨していると思う。これは私たち全員に言えることだが、辛い過去があって心が折れても、そこから這い上がり弓を握ることは並大抵のことではない」

クリス(ああクソ。さっきから先輩が真剣な顔して何か話してるが、心臓の音がうるさくって全然耳に入りやしねえ)

翼「しかしそんな雪音でも、年頃の少女なことに変わりあるまい。誰かに甘えたい時があっても、何一つ恥じることは無い」

クリス(頭ん中もこんがらがって考えがまとまらな……待てよ。確かおっさんと観た映画で、いい言葉があったじゃねえか)





『考えるな、感じろ』




翼「さあ!」バッ

クリス「……ッ!!」ビクッ

翼「私の胸に飛び込んで……雪音?」

クリス(そっから先は、正直あんまり覚えていない。ただ急に立ち上がって両手を広げた先輩にビビッて、本能が命ずるままに走り出したんだ。うしろの方から先輩の寂しそうな声が聞こえたような気もして、もうちっと考えた方が良かったかなと考えたかもしんねえが、それ以上に引き返したら切り捨てられちまう気がして……あたしは結局、自己ベストを更新する速さで逃げ出したみてえだ――)


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