477:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/30(土) 09:21:57.92 ID:O+xFKZqK0
マシュBB「ば、バカな……いや、えっ!? 待って! 死んでない!?」
マシュBB「最初に茨木さんが火だるまにしたヤツは」
茨木「燃えたのは表面だけだぞ。すぐ病院に担ぎ込めば助かる」
マシュBB「エリザさんが散々バラバラにしたヤツは!?」
エリザ「ん? まだ死なないわよ。残り数十年の命を一生病院のベッドの上で過ごすことにはなるだろうけど」
マシュBB「その他もろもろ! まさか、全員!? いやいや一人くらいは――!」
ぐだ男「何度も言わせるなBB。誰も死んでない。なんなら今からお前が確認しろ」
ぐだ男「確かにエリザのキレっぷりは本物だったし、このまま行けば本当に死んでたかもしれんが……」
ぐだ男「決定的に脳天を叩き潰されたり、心臓をエグられたヤツが一人もいない」
ぐだ男「全部手遅れだと思って自分の企みを駄々流しにしたお前だけが、この空間で唯一のバカだ」
マシュBB「」
ぐだ男「……まあお前の一番の敗因は……」
ぐだ男(俺の遅れを五分ちょっとくらいに設定したことだろうな)
ぐだ男(本当ならもっと遅れさせることもできただろう)
ぐだ男(だがそれはできなかった。コイツ自身の『遅れさせると被害が広がり過ぎるかも』という良心が邪魔したから)
ぐだ男(……意地悪なくせに不必要に優しいところが最悪の欠点で、お前の最高なところだよ)
ぐだ男「……修正されたら困るから言わないけど」
マシュBB「そ、そんなぁーーー!」ガビーンッ!
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