440:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/27(水) 20:21:56.97 ID:X44oVm7N0
BB『そこです! そこの壁を延々と攻撃していればおそらく向こう側に抜けられます!』
BB『その後、また突き当ったら再度壁に攻撃! これを合計三回繰り返せば安全に先に進めると断言します!』
デオン「なるほど。わかりやすい。筋力Aと怪力スキル持ちが両方協力すればなんとかなるかもしれないな」
トルフォ「えー。手の甲が裂けちゃうよー」
デオン「誰が素手でやれと言った? ちゃんと食事処からスプーンを拝借してきた」スッ
ぐだ男「それはそれで気が長ぇーよッ!」ガビーンッ!
ぐだ男「……ん。そうだ。近くに食事処があったのなら、もう一つ拝借したいものがあるな」
トルフォ「え? なになに?」
ぐだ男「いや、俺一人で大丈夫だ。もう分断の外側の連中はデオンが全員斬ったんだろ?」
デオン「当然。私は敵には容赦しないからね」
ぐだ男「じゃあちょっと取ってくるから壁の破壊は任せた」
ぐだ男「ときにBB」
BB『はい? なんです?』
ぐだ男「……本当にここでいいのか?」
BB(……ちっ。気付かれた、か。でも)
BB『ええ。もちろん』
ぐだ男「そうか。ならきっと意味はあるんだろうな」
BB(……こういうときの私の言葉は絶対に信用すると思いましたよ)
BB(意味はある、か。それ『何かを隠しているな』って思ってる人間の物言いですよ)
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