216:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2017/09/15(金) 20:11:10.05 ID:w+CSx/f80
マシュBB「……あ。忘れてた。そういえばこの状態だと……」
茨木「どうした?」
マシュBB「いえ。二つの人格を独立させた状態で一つの脳にぶち込んでいる状態だと、ちょっと困ったことがあって」
デオン「なんだ。こちらの問題か。いいだろう、もう消えていいぞ」
マシュBB「スイーツビュッフェ行くまで消えません!」
マシュBB「いえ、そんな大した問題じゃないんですよ。ただ『睡眠が必要になる』って副作用があるだけで」
茨木「……別に寝てもよいが」
マシュBB「寝方を忘れました」
エリザ「AI特有の悩みね」
マシュBB「ジャックさんの荷物ってどこです? 彼女には違法ラインの強力な睡眠剤を渡しておいたんですが」
マシュBB「今日はそれ使って寝ます」
デオン「それなんだが、BB。どうしてジャックにだけ色々と危険な玩具を渡したんだ?」
マシュBB「このメンバーの暴走を止めてくれるサーヴァントとして私が送り込んだ子ですからねー」
エリザ「えっ。聞いてないんだけど」
デオン(荷物の中に天然痘ウイルスがあったのは、そのせいか……)
エリザ「まあいいわ。ジャックの荷物はここよ」
マシュBB「さぁて、それじゃあ睡眠薬を拝借してっと……」ガサゴソ
マシュBB「……」
マシュBB「あれ? ない」
デオン「は?」
マシュBB「おかしいですね。ちゃんとここに入れておいたはずなんですが」
茨木「ここにないのなら、ジャックが持っているのではないか?」
エリザ「ああ、アレじゃない? 今、ジャックが子イヌの飲み物に砕いて混ぜた粉末」
マシュBB「ああ、アレですね」
デオン「あ。マスターが寝た」
全員「……」
全員「ジャアアアアアアアアアック!?」ガビーンッ!
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