佐久間まゆ「まゆはまだ、死にたくないかもしれません。」
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5: ◆9IiwWr6nW.
2017/08/28(月) 00:34:34.13 ID:YmD/7/65O
「プロデューサー、あの」

「大丈夫、わかってる」

「プロデューサーを会社に置いておきたかったら、言うとおりに」

「まゆ、大丈夫」

「でも、」

二人きりの車内は、真夏なのに異様に寒かった。

大丈夫、大丈夫、と口にするたびに、心は余計に崩れてく

もう、どうしようもないや、と言わんばかりに体から力が抜けていく

「プロデューサー…?」

「なあまゆ」

「…どうしたんですか?」

「俺と死んでくれないか?」

イカれちまった頭は口と直接つながって、取り返しのつかない提案をする。
自分の屑さに嫌になる、だってこんなことを言ったら、まゆは

「貴方が言うなら、そうしましょう。」

こう言うに、決まってるんだから。


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