1: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:15:29.47 ID:RBHi4IyJ0
モバP(以下P)「杏…、一生俺といてくれ」
杏「はっ!?えっ、ちょっ、まっ、」
P「もう我慢できないんだ。お前のことが好きで好きでたまらない。二人でゆっくり暮らさないか?」
杏「…Pどうしたの?今日なんかおかしいよ?」
P「おかしくなんかないさ。元々こうだったが、隠してただけさ。最初にお前と会った時からな」
杏「…P、いいの?本当に杏と一緒がいいの?」
P「あぁ。ファンの皆さんや事務所のみんなも永久就職おめでとうって言ってくれるさ」
杏「ぴ、P…、杏は、Pのことが…」
ピピピッ、ピピピッ…
バシッ
杏「………夢か……」
・デレマス杏SSです
・キャラ崩壊注意
・デレてる杏ちゃんSSとなる予定です
・そんなSS、増えるといいなぁ
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2: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:16:34.58 ID:RBHi4IyJ0
杏「あああああもおおおおおおお」ジタバタ
杏「はぁ………悶えるのもしんどい………」
杏「でも、まぁ…」
3: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:17:26.25 ID:RBHi4IyJ0
杏「P…、杏に永久就職、させてよ?」
P「ば、お前何言ってんだ!お前はまだまだアイドル絶頂期でたくさんのファンの方々が待っているだろ!」
杏「ううん、杏のファンは、一人だけでいいよ。P、一生杏のこと見ててよね」
4: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:18:40.85 ID:RBHi4IyJ0
P「あああああああなんちゅう夢見ちまったんだあああああああああああああ」
P「そんなにあれかっ、愛に飢えてたのか俺はっ!」ジタバタ
P「しかも最後何口走ろうとしてたんだ俺はあああああああ!」
5: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:19:11.63 ID:RBHi4IyJ0
〜事務所前〜
比奈「あれ?杏ちゃんじゃないっスかー。事務所の前でどうしたんっスかー?」
杏「あ、ああ、ちゃんひな、おはよー」
6: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:20:16.92 ID:RBHi4IyJ0
〜事務所前のカフェ〜
比奈「それでプロデューサーにどんな顔して会えば分からなくて固まってたと」
杏「まぁ、そうなるね…」
7: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:21:23.67 ID:RBHi4IyJ0
〜事務所〜
P「自分に会いたいと思っている人が、夢の中に現れる?」
ちひろ「はい。だから今回の場合は、その人がプロデューサーさんに会いたい、って思ってたから、夢の中に現れたのかも知れませんね」
8: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:21:58.53 ID:RBHi4IyJ0
ちひろ「プロデューサーさん?どうしたんですか?そろそろ夢の詳細を私に教えてくれる気になったんですか?」
P「いやいや、たかだか夢ですよ。そんな大した話もないですって」
ちひろ「時には思いもよらないものが、思いもよらない価値や効果を産むんですよ。だから私にもそのPさんの脳内で起きたなんだかピンクの香りがするお話をですね…」
9: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:22:31.67 ID:RBHi4IyJ0
比奈「いやいやちょっとそこで合流しまして。たまたまっスよー」
杏「そうそう、たまたまだよ。さてPプロデューサー、杏の自力出社に対する対価を要求する」カァァ
P「おうおう、じゃあいつもの飴ちゃんやるからな」カァァ
10: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:23:12.80 ID:RBHi4IyJ0
P「あ、あぁ、確かにそうです…ね…」
杏「ちょっ、ちゃんひな、何を…」
P「…」
11: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:24:01.55 ID:RBHi4IyJ0
杏(え、何これ、ちょっとPのこと意識しすぎてやばいかもしれない)
比奈「杏ちゃん、大丈夫っスか?すいませんここまでなるとは思っておらず…」
杏「あ、うん大丈夫。比奈、ちょっと杏のこと連れて仕事向かってもらっていい?」
12: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:24:49.04 ID:RBHi4IyJ0
P「おう、気をつけてな!…なんだ、どうしたんだ一体」
ちひろ「時には触れてはならないこともあるんですよプロデューサーさん。さ、お仕事しましょう」
P「あぁ、はい…」
13: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:25:23.88 ID:RBHi4IyJ0
〜個室〜
杏「はぁ、疲れたー。早く事務所に戻ってゴロゴロしたい…。でもPと顔合わせられないしなぁ…」ゴロゴロ
杏(確かにPのことは憎からず…っていうか、まぁ、うん、その、良い方に思ってなくもないけども、まさか夢一つでこうなるとは…)
14: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:26:02.90 ID:RBHi4IyJ0
杏「まあいつまでも気にしてもしょうがないか。そろそろPも来る頃だし、今からはいつもの杏さんに戻ろう…」
P「何か気になることでもあるのか?相談にのるか?」
杏「…いつからそこにいたの?」
15: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:26:47.20 ID:RBHi4IyJ0
杏「うん…。あー、P、おんぶ」
P「えー?車までちょっとなんだし歩き給えよー」
杏「いつもは有無を言わさず担いでくじゃんかー。今更だよー。杏はお仕事終わって疲れてるんだよーほらー」
16: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:27:38.39 ID:RBHi4IyJ0
P「あぁ、愛情ね…」カァァ
杏「…う、うん」カァァ
杏(自爆したあああああ…ここまで普通の会話だし普段ならこんなん気にしないのになんか引っかかっちゃったよもおおおおおお)
17: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:28:40.00 ID:RBHi4IyJ0
〜車移動中〜
P「…そ、そんで?何か悩みでもあるんじゃないのか?」
杏「それを言ったらPだって今日はなんか不自然じゃん。落ち着きがない感じでさ」
18: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:29:11.05 ID:RBHi4IyJ0
杏「Pがプロポーズしてくる夢」
P「ヴォホッ!ゴホォッ!!ウェッフ!!!」
杏「ちょっ!P!ハンドルハンドル!」
19: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:29:46.06 ID:RBHi4IyJ0
杏「それに、夢ってさ」
P「うん?」
杏「人に話しちゃうと、正夢にならなくなるって、昔お母さんが言ってた。だから…だからもう気にしなくてもいいかな、って」
20: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:30:29.17 ID:RBHi4IyJ0
P「でもな、待ってろ」
杏「え?」
P「いつか俺の正夢を届けてやる。だから、待ってろ」
21: ◆sXOFQadeF.[saga]
2017/08/28(月) 00:31:00.76 ID:RBHi4IyJ0
杏「待つだけなら楽でいいからね!」ドヤァ
P「ははっ、こやつめ」
杏「だけどP、あんまり待ってるのも退屈しちゃうから、早目でお願いね?」
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