20:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:08:40.25 ID:Uyzte5RP0
梨子「じゃあどうして私達から逃げるのよっ!私達だけじゃなくて1年生も3年生も心配してるのよ…?ずっと嫌いだって言ってたコーヒーも!いつからか知らないけど少なくともあの日からは毎日飲んでるじゃない!」
千歌「…」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:16:08.42 ID:Uyzte5RP0
千歌「ごめん…言えない…かな…。」
曜「っ…!な、なんでっ!」
22:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:24:21.11 ID:Uyzte5RP0
全て見られていた。聞いた瞬間。私達は確かに生物ではなくなったような錯覚を感じた。意識が身体ごとこの命を放棄しかるような、そんな錯覚を。
23:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:28:32.70 ID:Uyzte5RP0
千歌「でもね、千歌はこのこと気持ち悪いなんて思ってないし、誰にも話さないよ?」
曜「え…?」
24:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:38:21.51 ID:Uyzte5RP0
正直、自分の首にロープが巻かれたところまでイメージした。しかし帰ってきたのはお泊まり続行の申請。
25:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:49:34.96 ID:Uyzte5RP0
負けた。負けたことはまだいい。9人で出場した初めての大会。いきなり優勝できるだなんてこのバカチカでも流石に考えてなかった。
0。
26:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 01:59:21.14 ID:Uyzte5RP0
千歌はある日気づいたの。
この世の全ての刺激は苦痛なんだ。
快感ってさ、苦痛っていう苦すぎるコーヒー豆を、水とミルクとシュガーで薄めて誤魔化してるだけなんだって。
27:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 02:06:12.75 ID:Uyzte5RP0
今回は本当に、この体を水でいっぱいにしようかな。
28:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 02:23:34.62 ID:Uyzte5RP0
梨子「千歌ちゃーんっ!千歌ちゃーんっ!返事してよっ!」
もう海水が少し冷たく感じる季節。決して人が長く潜っていられる水温じゃない。
29:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 02:38:52.52 ID:Uyzte5RP0
千歌「…」
曜「…」
30:名無しNIPPER[saga]
2017/08/28(月) 02:49:23.38 ID:Uyzte5RP0
曜「でも…私達も謝る。千歌ちゃんが限界迎えるまで気づけなくてごめん…。
あの時…もう千歌ちゃんは私が知る千歌ちゃんじゃ無くなったのかなって、怖くなっちゃってさ。」
曜ちゃんの声が震えてきた。それはそうと私もそろそろ…ダメみたい。
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