【進撃の巨人×異世界食堂】エレン「異世界食堂? なんだよそれ?」
1- 20
45: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 23:32:38.56 ID:hVxqWr5Do
アレッタ「皆さん、あんなに泣いて……でも、すごく幸せそうに食べてますね……」

店主「ああ……へへへ、なんか、こっちも貰い泣きしちまいますね……本当、作った甲斐があったってもんだ」

ハインリヒ「それ程までに過酷だったのだろう……だが、彼等は戦い続けた……己の心が壊れる寸前まで追い詰められ。それでも、仲間を信じ、助け合い……ここまで来たのだろう」

タツゴロウ「それもまだ年端も行かぬ子供だ……死と隣り合わせの戦場で戦い続けるのは、さぞ心苦しかった事だろう」

 騎士として、傭兵として時に戦場に身を置く二人にとっても、エレン達の境遇は他人事には感じられなかった。

 事実、エレン達程の年齢で兵に志願し、戦い、そして散って行った者達を、ハインリヒもタツゴロウも多く目の当たりにして来た。

 だからこそなのだろう、異世界と繋がるこの店で、彼等と同じ戦士と巡り合えたこの奇跡に、二人は感謝の念すら抱いていた。


ハインリヒ「店主よ、私にもステーキを頼む、勿論、付け合わせはエビフライでな」

タツゴロウ「おお、私にもテリヤキチキンとステーキを頼む」

アレッタ「はい、少々お待ち下さい!」

店主「ははは、お二人とも、ありがとうございます」

 店内に活気が戻る。

 そして再び、美味そうに焼かれた肉の香りが店内に漂い始めていた……。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
96Res/82.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice