渋谷凛「ワンポイント」
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13: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/08/27(日) 12:56:07.38 ID:IW6lTeqn0



スタジオの前で降ろしてもらって、フロントドアのガラスをこんこんと叩くとゆっくりと窓が下がる。

「今日はありがとね。楽しかったよ」

「こちらこそ。仕事、頑張ってな」

「うん。というか、せっかくのお休みなのにこんな時間まで付き合わせてごめんね」

「謝ることないって。俺が好きでやってるんだからさ」

「でも、ただでさえあんまりお休みがないのに、それを私のために使うなんてもったいなくないかな」

「んー。何て言えばいいのかな。これが楽しいんだよ、実際」

「私といるのが?」

「凛といるのが」

「そっか、そっか」

「何だよ。にやにやして」

「ほんとに好きだよね。私のこと」

人差し指でプロデューサーを小突いて、スタジオへと駆け入った。

さぁ、お仕事頑張ろう。



おわり



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