【ガルパン】山郷あゆみは、駆けるアリクイの背に乗って
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241:名無しNIPPER
2017/08/27(日) 00:10:48.67 ID:r00i/9Pd0

【 黒森峰 対 大洗女子、再び激突! 練習試合で見えた新たな星々!! 】



10月第4週の週末、茨城県鹿嶋市の臨港エリアにおいて、黒森峰女学園 対 大洗女子学園 による練習試合が行われた。

両校にとっては、今年の全国大会決勝戦で優勝を争って以来の再戦となった。


黒森峰は、戦車道の名門 西住流の流れを組む強豪校として知られているが、昨年の10連覇が懸かった全国大会の決勝戦では、不慮の事故により敗退し、再び王者に返り咲こうと臨んだ今年の決勝戦では、無名の大洗女子に敗けを喫した。

2年続けて王座から転落した黒森峰は、それまでの圧倒的な戦力差で相手を押しつぶすという戦術の基本方針を見直し、強力な砲に強固な装甲、そこに速い足と鋭い頭を加えた、より多彩な局面に対応できる戦術を執るようになった。

また、隊長車が末端車輛の仔細まで管理する指揮系統も見直し、最初に基本指示を伝えた後は、各車両で自主的に考えて行動する自由性を取り入れた。

こうした方針転換は、現 西住流当主の後継者であり、現 黒森峰女学園の隊長を務める西住まほの優れた指揮統率力が、来年度から失われてしまうことへの対策でもあると思われる。

その他、偵察目的のパンター小隊を用意する等、戦車の編成にも手を加えており、これらの方針転換によって “ 真の西住流 ” を体得しつつあるとも言える黒森峰に、関係者一同は注目していた。


そんな黒森峰が、新しい力を見せる機会がやってきた。 因縁の大洗女子と再び激突したのである。

次期隊長と目される逸見エリカは、まだ荒削りながらも指揮下の車輛を的確に動かして、幾度となく大洗女子の車輛を追い詰め、噂に違わぬ新生黒森峰の強さを見せつけた。

また、その逸見の指揮に十二分に応えた隊員達にも見どころは多く、中でもパンターG型の赤星小梅が指揮を執った偵察小隊は、絶妙のタイミングで大洗女子の戦車隊を分断させることに成功し、新生黒森峰がもはや一枚看板ではないことをアピールした。



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