【ガルパン】山郷あゆみは、駆けるアリクイの背に乗って
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192:名無しNIPPER
2017/08/26(土) 23:22:39.78 ID:hCip+/ix0

王 『 なんと仙道チーム! 座布団を盾代わりにして、スポンジ弾を防いでいるぞ!? 』

角谷 『 考えたね、仙道チーム 』

王 『 あれはルール違反じゃないんですか? 』

角谷 『 相手のインク攻撃を道具で防いじゃいけないってルールは無いよ。 ほら、さっき長刀道チームも長刀でスポンジ弾を防いでいたでしょ? 』



山郷 「 くっ、このっ! 」



角谷 『 たまにストライクが入っても、あの座布団で全部防がれちゃってるねぇ 』

王 『 鉄壁の構えを見せる仙道チーム! できるものならこのイージスの盾を粉砕してみせよとばかりに、戦車道チームの前へと張り付きます! 』

角谷 『 書道チームを庇うようなポジションだね。 書道、仙道、戦車道って順で、3チームが近い距離で1列に並んじゃってる 』

王 『 戦車道チーム、これでは書道チームを攻撃しようにも、あいだの仙道チームが邪魔で射線が通りませんね! 』

角谷 『 さっきみたいな曲射攻撃なら……いや無理だ。 ちょっと距離が離れすぎちゃってる 』



山郷 「 全部あの座布団に防がれちゃう……! 」

ぴよたん 「 厄介ぴよね……! 」



角谷 『 ん? 書道チームのタスキ役の子が、何か合図を送ったね 』

王 『 この位置関係だと、戦車道チームにはそれが見えていませんね 』

角谷 『 ということは…… 』

王 『 ああぁぁっっと!? 仙道チームが急に車線変更! そしてぇ!? 』



ぴよたん 「 アユミン伏せて!! 」

山郷 「 !? 」



王 『 書道チームのオレンジビィィム! 仙道チームがどいた瞬間を見計らって、戦車道チームにオレンジ色のインク攻撃だぁぁ!! 』

角谷 『 さっきやったことを、すっかりやりかえされちゃったねぇ、戦車道チーム 』

王 『 書道チームのタスキ役の子が手に持っているのは……墨汁のボトルです!! あのボトルからビーム状のインク液を飛ばしたようです!! 』

角谷 『 ボトルの口の部分がすぼまってるから、強く押し出すとピューってビーム状に出るんだね 』

王 『 あの線状の攻撃は厄介そうです! あたかもオレンジインクのバスタービームだぁ!! 』

角谷 『 どうもあのインク液、比重を弄って飛距離が出るようにしたんだって。 さすが墨汁を扱わせたら右に出るものは居ない書道チームだね。 インク液のことも良く知ってらっしゃる 』

王 『 しかし戦車道チーム、タスキ役の子が走者の影に隠れたので、間一髪逃れました!! お陰で走者はオレンジ色のインクまみれです! 』



山郷 「 ご、ごめんなさい! 」

ぴよたん 「 いいってことぴよ! それより、これじゃ迂闊に仕掛けられなくなっちゃったぴよ! 」



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