2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/08/26(土) 09:29:57.64 ID:rJ+4PQys0
夏美「Pさん、書類の整理終わったわよ」
P「ごめん。いろいろ手伝ってもらっちゃって」
夏美「そこは、ごめんじゃなくてありがとうのほうがうれしいかなー」
P「はは……ありがとう」
夏美「ついでに軽く片付けもしておくわね」
P「お願いします」
夏美「了解♪」
P「………」
夏美「えーと、これはあっちの棚……どうしたの? 私の顔、何かついてる?」
P「あ、いや。たいしたことじゃないんだけど」
夏美「うん」
P「夏美さん、安産型だなと思って」
夏美「……は?」
P「きっといいお母さんになるんだろうなって――」
夏美「誰のお尻が肉ばっかりついてるって?」
P「そんなこと一言も言ってないんだけど!?」
夏美「そんなことない。安産型ってつまりそういうことじゃないの」
P「いや、そりゃ確かにヒップの肉つきが良さそうだとは思ってるけど。別に太ってるとかそういう意味で言ったわけじゃなくて」
夏美「本当に?」
P「本当に」
夏美「………」
夏美「そうよね。ごめんなさい、取り乱しちゃって」
P「わかってくれればいいけど」
夏美「ちょっと昔のトラウマが蘇ってきちゃってね……」
P「トラウマ?」
夏美「私がダイエットしてた頃、お尻がいっこうに小さくならないまま胸からどんどん脂肪がなくなっていったトラウマ」
P「ああ……そこから痩せていくタイプだったんだ」
夏美「最終的にある程度バランスはとれたけどね……うん、今思い出してもあの時は地獄だった」
P「まあ、でもあれだ。大丈夫」
夏美「?」
P「俺、お尻の大きい子のほうが好みだから」
夏美「Pさん……」
P「夏美さん……」
夏美「すけべ」
P「そんなことない」
夏美「でもうれしいわ。ありがとう」
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