【ダンガンロンパ】??「マヨナカナビを起動します。」【ペルソナ4・5】
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33: ◆w0y6qwgYVCnB[saga]
2017/08/25(金) 11:13:05.81 ID:BoRsSuE20
赤松「…んんぅ……あ、あれ?」

目を覚ますと、みんなと乗っていたバスではない場所にいた。

そこはどうやら教室のようだが、その様子は異様だ。

青空や夜の月が見えるであろう窓は鉄板によって完全に塞がれ、

正面には物々しい監視カメラとモニターが存在している。

しかもその全て、教室の机から壁や床に至るまでが青く塗られていた。

赤松「………?」

よく見ると、黒板の前の教卓に手を組み鎮座する人物がいる。

??「ほほぅ…これはまた変わった運命を持った方がやってこられた…フフ」

鼻の長い老人のような人物はなんの前触れもなく話し始めた。

??「ようこそ、我がベルベットルームへ…」

??「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所、本来ならば何かのカタチで契約をされた方のみが訪れられる場所…」

??「貴方には近くそうした未来が待ちうけているのやもしれませんな…」

赤松「あ、あの…あなたは誰ですか?」

イゴール「私の名はイゴール お初にお目にかかります…」

イゴール「どれ………まずは貴方のお名前を伺っておくといたしましょうか」

赤松「えっと…赤松楓、です」

イゴール「…ふむ、なるほど」

突如として現れた老人に対し、赤松は不審感を持つ。

イゴール「ご心配なさるな、現実での貴方は眠っておられる」

赤松「…!?」

イゴールと名乗る人物に自分の心を見透かされたような気がして、動揺する。

イゴール「貴方はそう遠くない内に、大きな災難を被ることになるでしょう…しかしそれは、貴方のみに限られた事ではないようです」

赤松(私だけじゃ、ない…?)

そうイゴールに言われ、赤松は自分の大切なクラスメイトを思い浮かべた。

イゴール「近く貴方は何らかの“契約”を果たされ再びこちらへおいでになる事でしょう」

イゴール「今年、運命は節目を迎え、このままいけば貴方の未来は閉ざされてしまうやもしれません」

イゴール「私の役目は、お客人がそうならぬよう、手助けをさせていただく事でございます」

イゴール「詳しくは追々に致しましょう、ここの住人についてもまたその時に…」

イゴール「ではその時まで、ごきげんよう……」

その言葉が終わらないうちに、瞼が重くなる。逆らう事はできず、そのまま意識を失って…。



※ここでのイゴールさんはP4のままでいかせていただきます


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