【モバマス】カワイイボクらは斃れない【アニデレ】
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4: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/08/25(金) 01:06:55.06 ID:l79BlxhkO
そんな彼女にひとつの転機が訪れた。
長らく海外出張で不在だった美城常務がアイドル部門の統括役として日本に戻って来たのだ。
常務は海外での活動の影響からか、バラエティー主体のこの部門をアーティスト寄りに舵切りすると発表した。
輝子にはこれは好機であった。もともとアーティスト寄りの活動をしていた彼女は、見栄えや会話の面白さ、奇抜さに重きを置くアイドル部門では、機会に恵まれているとは言えなかった。最も、346プロダクションにはアーティスト部門が別にあるため、仕事の内容を被らせない為には仕方がないことではあるのだが。
年齢的にアーティスト部門には適さないとされた輝子は、自分がいられるアイドル部門の方向転換によって、メディア露出の機会を得られ、さらには常務直轄によるプロジェクトのメンバーに抜擢されたのだ。
その時の彼女はとても嬉しそうで、みずからのキャラクターを忘れたかのように自信に溢れた力強い口調で幸子と白坂小梅にこのことを報告していた。
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