晩夏にほどける
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36: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/24(木) 22:46:41.57 ID:fLR/Lwcb0

 言い切ってから、身悶えするほど恥ずかしくなった。

「……えっと、あくまでも、おれの意見なんですが」


 ずっと俯き気味に聞いていた彼女が、顔を上げた。
 生まれたばかりの猫をタオルケットに包むような、優しい表情だった。

「ううん、嬉しい」

「だって、きみの意見が聞きたかったもの」



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