晩夏にほどける
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28: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/24(木) 22:38:13.65 ID:fLR/Lwcb0
 そう言いながら彼女は、頬を真っ赤にさせていた。
 照れくささや気恥ずかしさが綯い交ぜになって、自分の顔にも血が昇るのを感じた。


「なんにも迷惑じゃないですけど、それにしたって別に、今聞かなきゃいけないことでもないでしょ」

「それもそうかもしれんとね」

 手のひらを頬にあてながら、彼女は頷いた。


「ね、もう一つだけ質問してもよか?」


「はいはい、なんでもどうぞ」

 照れを隠すために、少し言い方がぶっきらぼうになる。


「……なんでも、ええと?」




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