モバP「事務所を飾りつけてみましょう」キュート編
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34:名無しNIPPER[sage]
2017/08/27(日) 01:02:28.84 ID:Wfpm2KuO0
法子「ち、違うのプロデューサー! あたしはただ……」

P「落ち着いてください、法子さん。責めるつもりなどありませんから、まずはこれについて知っていることをお話していただけますか?」

法子「うん……えっとね、あたし何持ってこようか浮かばなかったから、とりあえずドーナツを持ってきたの」

P「ドーナツを? それだけならいつもと変わらない、ですよね」

法子「それでね、お腹も空いてきちゃったし1個だけ食べようと思って取り出したんだけど」

P「これもまた日常の1コマですね。それで?」

法子「あたし、気付いちゃったんだ。穴の空いたドーナツを、穴が空いたまま限界ギリギリまで食べていったらどうなるんだろう、って」

P「……ん?」

法子「外側を少しずつ少しずつ削るようにドーナツを食べてたの。そうしていく先に待っているのはやっぱり穴なのか、それとも――」

P「法子さ……いや、最後まで聞き届けましょう。それでどうなったのですか?」

法子「――わかんない。気が付いたらあたしの手には何もなくて、近くにこの穴があったの」

P「……………………」

法子「プロデューサー、顔色悪いよ? ドーナツ食べる?」

P「……ありがとうございます、ドーナツは特に変哲のない物のようですね。すみません、私の理解が追いつかないばかりに。しかしこれは……この超常現象? はどう対処すべきなのか……」

法子「……食べられるかな?」

P「やめましょう、恐らくこれはもうあなたの大好きな物とはもはや別な何かですから……。皆さんも、危険ですのでなるべく近づかないようお願いします……」


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