モノクマ「オマエラにはノナリーゲームをしてもらいます!」
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60: ◆UZpiB8bc8Q[saga]
2017/08/23(水) 23:07:36.63 ID:9e6j4OsE0
日向「……!?」


モノクマ「心臓には――っていうか、他の筋組織についても言える事なんだけど、わずかな電気が流れているのを知ってるかな?」

モノクマ「で、電気が流れているって事は、当然そこから微弱な電波も放たれているってことになるわけで……」

モノクマ「オマエラのバングルはその電波を常に拾ってるんだよ」

モノクマ「んで、その電波が途絶えると……」

狛枝「バングルのロックが解除されるんだね」

モノクマ「そういうこと。これがふたつめの方法。心臓が止まればその人のバングルは外れるようになってるんだよね」

モノクマ「これらふたつの方法以外では決してバングルを取ることはできない」

モノクマ「もしも無理にはずそうとしたり、破壊を試みようとした場合、即座にルール違反とみなされて【オシオキ】がまっているので気を付けてね! うぷぷぷ……」

モノクマ「あ、そうそう! 運が良ければ次のラウンドで、実際にバングルが外れるところを見られるかもしれないよ」

モノクマ「当事者にとっては運が悪ければ、だろうけどね。うぷ、うぷぷぷぷ……!」

苗木「次のラウンド……?」

モノクマ「うん」

五月雨「どういう意味?」

モノクマ「わからないかなぁ。次の投票で誰かが死ぬ事になるかもしれない。そう言ってるんだよ」

モノクマ「まあ、死ぬとしたら、苗木クンか五月雨さんのどっちかなんだけどね。あ、両方って可能性もあるか!」

苗木「な、なんでだよ!」

五月雨「どうして私が死ななきゃいけないの!?」

モノクマ「BPが【0以下】になった人にはルール違反を犯した時と同じように【オシオキ】が待ってるからだよ」

苗木・五月雨「……!?」

日向「……」

日向(狛枝の言っていた通りだ……)

日向(なんでアイツはモノクマから聞く前にこの事を知っていたんだ)

苗木「そうか……ボクと五月雨さんのBPは【1】……次のラウンドで2点引かれて【0以下】になるのはボクたちしかいないんだ」

五月雨「ふざけないでよ! どうしてそんな大事な事を最初に言わないの!?」

五月雨「これはゲームなんでしょ!? 正確なルールも知らされずゲームをするなんてフェアじゃないよ!」

モノクマ「フェアだと思うけど? だって他のみんなだって知らなかったわけだし」

モノクマ「ね? 狛枝くん」

狛枝「……。そうだね」

日向「……」


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