モノクマ「オマエラにはノナリーゲームをしてもらいます!」
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◆UZpiB8bc8Q
[saga]
2017/08/23(水) 22:50:14.29 ID:9e6j4OsE0
モノクマ「第1ラウンド終了ー! 結果は体育館内のディスプレイに表示されます!」
モノクマ「FDルームの扉を開放します!」
日向(俺と狛枝はFDルームを出た)
日向(他の者たちも次から次へと飛び出してきて、我先にとばかりにディスプレイの前に群がっていく)
日向(ただひとり、苗木の足取りだけは相変わらず重かった)
日向(一体なにを思っているのだろう、苗木は……)
狛枝「ふふっ……」
日向「何をひとりで笑ってるんだよ……お前は」
狛枝「【BPが0以下になれば死ぬ】と聞いた上で、自分の意志で【希望】に投票した日向クンに心を打たれただけだよ」
狛枝「それが【日向クンの希望】……七海さんを信じるというその希望は果たして……あははっ」
日向「お前はいいのかよ」
狛枝「何が?」
日向「もしこれで七海が絶望に投票していたら……俺だけでなく、お前のBPも【1】になるんだぞ!?」
狛枝「だから、言ったじゃないか。ボクは日向クンに委ねる、文句は言わないって」
狛枝「それは、結果も含めての事なんだよ?」
狛枝「仮にBPが【1】になったとして……キミが【真の希望】であるのなら、そのくらいの絶望は乗り越えられるとボクは信じている」
狛枝「だから、あまりボクをガッカリさせるような言動はしないで欲しいな」
日向「狛枝……お前は……」
狛枝「それよりも、少し気になった事があるんだけど」
日向「そ、それよりもって……!」
狛枝「日向クンはどうして、【七海さんが希望を選択する】と思ったのかな?」
日向「……は?」
狛枝「ボクが絶望を選択するべきだと思うと告げた時、キミは言ったよね?」
狛枝「『七海を裏切れっていうのか!?』……ってさ」
狛枝「これって、日向クンは七海さんが希望を選択するって確信していたようにも聞こえるんだけど?」
日向「そ、それは……七海がこの状況下で絶望を選択するような奴には見えなかったというか……」
狛枝「出会ったばかりの人間の何がわかるっていうんだい?」
日向「お前なぁ……!」
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