モノクマ「オマエラにはノナリーゲームをしてもらいます!」
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40: ◆UZpiB8bc8Q[saga]
2017/08/22(火) 23:57:27.61 ID:ZyM4NS/40
こまる「な、なに? どうしたの……!?」

モナカ「もしかして……その人……」

日向「見るな、モナカ! こまるはモナカを連れてここから離れろ!」

こまる「う、うん……!」

K「ということは、その人はやはり……」

狛枝「……息もないし、脈もないみたいだね」

狛枝「すでに冷たくなっているから、だいぶ前に――殺されていたんじゃないのかな?」

日向(俺と同様に女性の安否を確認していた狛枝が静かにそう告げた……)

五月雨「殺された……!?」

霧切「事故や事故死には確かに見えないわね」

日向「霧切! お前も向こうへ……」

霧切「胸を何かで突き刺されているようね。けれど、室内に凶器は見当たらない」

霧切「という事は、犯人がそれを持ち去ったか、あるいは肉体の一部が凶器だったという可能性も……」

日向「お、おい!」

日向(霧切はなるべく現場を踏み荒らさないように気を付けたような足取りで部屋の中と女性の様子を軽く調べる)

日向(その様子はなんだか手慣れたようにも見えるが……)

五月雨「肉体の一部……?」

霧切「たとえばその人物が怪力の持ち主で、指先が鋼鉄に覆われていたりすれば、胸を貫くのも不可能ではないでしょう?」

K「霧切さん。それはどういう意味でしょう」

霧切「ただのジョークよ。真に受けないでちょうだい」

日向(と言っても、半分は本気で……少なくとも可能性のひとつとして考慮している事は確かなような口ぶりだった)

霧切「いずれにせよ、凶器がなんなのかくらいは傷口をあらためればすぐにわかる事だわ」

霧切「とりあえず、保健室へ運びましょう。女性だもの。こんな場所で胸元をさらすわけにはいかないわ」

霧切「それに、保健室には検死に適した機材もそろっていたようだし……」

日向「け、検死……!? けど、そんなこと出来る奴は……」

霧切「軽くなら私にも出来るわ」

日向(検死が出来る中学生って……な、なんなんだよ、こいつは……!)


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