熊野「花火大会…ですの?」
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27: ◆5Yy.rC7Gbc
2017/08/23(水) 20:08:15.49 ID:IDULw38c0
熊野「他に何があるのですの?」


提督「ここだよ、大型資料展示室」


熊野「あら、零式艦戦六二型ですわね」


提督「これを見て欲しいんだ」ユビサシ


熊野「これは?」


提督「人間魚雷『回天』」


熊野「…っそんな…」


提督「旧日本海軍は不必要に多くの命を奪った。それは紛れもない事実だし、決して変わることの無い不変の歴史だ。この人間魚雷『回天』もそうだし、人間ロケットの『桜花』もだが…様々な特攻兵器を作り出した」


提督「『桜花』なんて駆逐艦を一瞬で沈められる兵器だ。それでも…どんなに優れた兵器でも人間の命を使ってまで使用してはいけないだろう?でも、したんだよ俺たち人間の先祖は…。軍艦の魂を有す艦娘のお前達からすれば憎いかもしれない」


提督「熊野、お前と共に日本に帰りたいと願った乗組員は犬死にだったと思うか?言い方は悪いが様々な船に見捨てられたと言っても差し支えのないお前は、それでも共に戦った乗組員の死は犬死にと言えるか?」


熊野「………わかりませんわ…そんなのわかりません…わたくしは確かに日本に帰りたかったですわ…でも…わかりませんわ」ポロポロ


提督「っす、すまん!泣かすつもりは無かったんだ」


熊野「だ、大丈夫ですわ…」


提督「今日はもう旅館に行こう、疲れてるだろ?」


熊野「少し回らせて欲しいですわ…ここにはわたくしが知らなくてはならないことが多い気がするので…」


提督「……熊野…」


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