勇者「剣士がいなくなった日、僕らは」
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21:名無しNIPPER[sage]
2017/08/20(日) 22:48:53.53 ID:bWcKJxNsO
魔王「誓ってかけていないよ、こいつは平常心で狂ってる」

戦士「魔王はとにかくこの勇者を王様の前に連れて行けないなあ、なんか俺の品性まで疑われる」

勇者「いっておくがお前も大概だからな。ていうか別に俺だって国民だ、弁えているさ、ATMに対して失礼なことなんてしねえ」 

剣士「ATM と書いて王様と呼んでる時点で信用できないなあ」

勇者「そりゃ、俺だってはした金と装備で国の為に魔物とかを倒してきたんだ。失礼なことを進んではしないが、報酬は欲しい。だが暴力では訴えない、誠心誠意剣を素振りしながら報酬額を交渉するよ」

魔王「暴力を背景にしているな」 

勇者「だが剣士よお前だってそうだろ」

勇者「もし王様にハゲを弄られたら普通スリッパで王様の頭をひっぱたくくらいするだろ」

魔王「異端者って何故自分を常識人だという前提で話をするのかな」

剣士「そんなのしないよ、精々あの時みたいに国を焼き払うくらいで」 

勇者「うんうん、そうだよね。えっなんだって」

魔王「勇者、あの時みたいに国を焼き払うってどういう意味?私魔界の産まれだから人間界の常識にうとくてによくわからないんだけど」

勇者「俺は人間界の生まれだけどわからん言葉の意味はわかるけど理解はできていない」

剣士「大丈夫、死者は出していないから」

勇者「ああいやうん…ああまあ安心はしたんだけど…ええっと」

魔王「珍しく勇者が困窮している」

勇者「じゃあ複数の国を滅ぼしたのは魔王じゃなくて、剣士…なのか?」

剣士「そういうことになるな」 

勇者「え、じゃあお前何しにきたん」 

魔王「うるさいなー」 

勇者「わざわざ蘇ってきて少女いや少年をいたぶっただけって…まあそれはそれでひどいけどな」

魔王「だって人間とか魔物ってお互い殺しあっても教会ですぐ生き返られるやん」

剣士「凄い、教会の存在が逆に人の倫理観を狂わせていたんだね」

勇者「あーちょっと整理しようぜ」

魔王「整理?」

勇者「この調子でグダグダ書き続けても、読む人もえ?まさかこんなノリが延々と続くの?とか思うんだよ。だからこの辺で区切りをつけたい」

剣士「ほう」 

勇者「俺は、魔王とヤりたい。魔王は暇を潰しつつ魔界からのブーイングを避けたい、剣士は勇者を連れて王様と会いたくないし、ハゲを馬鹿にする奴は滅ぼしたい」 

剣士「まあそうだな」

勇者「じゃあ剣士が魔王になって世界を征服すればいい。魔王より強い剣士が魔王になれば、魔界もほとんど文句 は言わないだろうし、王様に会う必要もない」

勇者「魔王は、剣士を倒す旅にでも出れば暇潰しになるし魔界でのしがらみからも解放される、俺はまぁなんとかして魔王を口説く。はい、完璧、どうよ」

魔王「あー、まぁ私は別に悪くないかな。お前が私と行動を共にするという前提で話を進めている理由がわからないけど」

剣士「俺が魔王って…別にいいんだけどちょっと困るなぁ、一体どうすればいいんだろう」

勇者「国を滅ぼせばいいと思うよ、お前の日課だろ」

剣士「まあそれならみんな傷付かないわな」

魔王「うん、じゃあとりあえず、王様に報告しに行こうか。」

勇者「そうだね」 


王宮

勇者「〜〜というわけなんです」 

王様「あー、ちょっと君が何を言ってるか理解できないかな」

勇者「大丈夫、魔王になったのは剣士です。あいつは優しいから人を苦しめるようなことはしませんよ」 

王様「勇者、ハゲって言われただけで国を滅ぼすような奴を優しいとは言わないよ」

魔王「王様、新魔王を倒す旅へ出て参ります」


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