2:名無しNIPPER[sage]
2017/08/20(日) 19:53:54.23 ID:bWcKJxNsO
剣士「ああ、ほら、あいつらも心配してるから、帰るぞ、俺も一緒に謝ってやるから」
魔法使い「ありがと……」
お節介で、
剣士「うるせぇ!!確かに俺らは僧侶の過去は知らねぇ!だが、今のこいつはいい奴だ、俺らの仲間だ!こいつが悪いことをしたというなら、俺らは全力で謝るしなんでもする!だがな、魔法使いの産まれだとか目の色だとかそんなことでこいつを今まで押し潰してきたのなら俺らは絶対お前らを許さねえ!!」
僧侶「…剣士さん…」
馬鹿で、熱くて、それでいて
剣士「お前は、お前のままでいいんだよ。無理に変わらなくて。お前だから、俺たちはここまでついてこれたんだ、他の誰が何と言おうとお前は勇者だ」
勇者「…はい」
格好良かった。僕や魔法使いはあまり人付き合いも良くなく尖っていたが、この人がこうして要所要所でフォローしてくれたことがあり、瓦解することもなく、仲間としてここまでやってこれた、みんな不可欠な仲間だ。
そんな仲間が欠ける、居なくなる日がやってくる
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