仙崎恵磨「頭ワシワシ」-SS速報VIP

仙崎恵磨「頭ワシワシ」

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18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:55:15.94 ID:L+JihfRN0
恵磨「…………あれ、プロデューサーは？」

沙紀「外出中っす」

恵磨「……え、あ、そう？」

19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:55:51.40 ID:L+JihfRN0
恵磨「プロデューサーはどれくらいで帰ってくるって？」

沙紀「遅くなるみたいっすよ」

恵磨「そっか、参ったなぁ。要領分からないからついてきてもらおうと思ったのに」

以下略 AAS

20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:56:29.09 ID:L+JihfRN0
……撮影スタジオ……

カメラマン「じゃあこっち向いてー！」ﾊﾟｼｬｯ

以下略 AAS

21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:57:17.84 ID:L+JihfRN0
恵磨「いやー、上手くいかないね！」ﾊﾊﾊ

沙紀「……調子でないっすか？」

恵磨「どうだろ？　ただ、こういうシックな雰囲気にアタシのエネルギー使うのも違うから難しいんだよな」

以下略 AAS

22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:57:57.70 ID:L+JihfRN0
恵磨「なんかね、こういうのをアタシがやっていいのかなって思うんだよ。もっとこう、適役がいたんじゃないかなーって」

沙紀「ふむ、その心は？」

恵磨「アタシってさ。声張って、身体動かして、全身で表現するタイプじゃん？」

以下略 AAS

23:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:59:07.09 ID:L+JihfRN0
沙紀「よし、それじゃあそんな弱気なエマを元気づけてあげるとしましょう」

恵磨「おっ、どうやって？」

沙紀「エネルギーの使い方が上手くなるデリバリーを呼んでおくんで、それに頼れば万事解決っすよ」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

以下略 AAS

24:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 22:59:38.72 ID:L+JihfRN0
スタッフ「それじゃあそろそろ再開するよー！」

恵磨「あ、はーい！」

沙紀「うーん、流石に休憩時間が終わるまでには間に合わなかったっすか。まあ撮影時間中には来ると思うんで」

以下略 AAS

25:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 23:00:35.00 ID:L+JihfRN0
恵磨「あ、あれ、プロデューサー……」

P「恵磨さんっ！！」ｶﾞｼｯ

恵磨「へっ！？」

以下略 AAS

26:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 23:02:23.41 ID:L+JihfRN0
P「さっ、沙紀さん……！！　どこがどうなってますか……！？」

沙紀「エマは慣れない仕事でどうにも調子が出ないみたいなんすよ。本当は今日プロデューサーについてきてもらって支えてもらおうとしていたみたいで」

恵磨「ちょっ、サキ！？」

以下略 AAS

27:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 23:04:18.66 ID:L+JihfRN0
恵磨「あのさ、プロデューサー」

P「はぁ……はぁ……なっ、なんでしょう……！」

恵磨「アタシってさ、騒いで叫んで、全身引きちぎれるくらい使って表現するアイドルじゃん？」

以下略 AAS

28:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 23:04:56.93 ID:L+JihfRN0
P「確かにっ！　今まではとにかく持ち味の元気をそのまま活かすだけの仕事ばかりでしたっ！　でも！それだけが恵磨さんの魅力ではありません！　静かな表現力だってレッスンでしっかり培ってきています！　恵磨さんならこの仕事を完璧にこなせる……そう思って取ってきた仕事なんです！」

恵磨「あ、う……」

P「……それでも、恵磨さん自身はこの仕事に不安を覚えていた……。初めての挑戦とも言える仕事に不安を全く覚えないはずはない、そんな簡単なことにも気が回らなかったのは私の落ち度です。それについては後ほど誠心誠意謝罪させて下さい。ただ、今伝えるべきは謝罪でないと判断しました。失礼します」ｶﾞｼｯ

以下略 AAS

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