卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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66: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/02(土) 23:11:19.24 ID:SEAxogu10

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美城「……片桐君の様子は」

橘「とりあえず落ち着きました。…聴取を続けても?」

美城「構わない。だが、証言は一通り済ませた筈だ。まだ何か聞きたい事があるのか?」

橘「ええ。あと一つだけ」



橘「どうして貴女がそこまで知っている?」



美城「……何かおかしいか?」

橘「ええ。『キャッスル』……いえ、346プロダクションは長い間、その正体を隠し続けていた」

橘「我々の捜査の糸にすらかからなかった」

橘「忌まわしいことに奴等は我々の目を他所に逸らし続け、我々は騙され続けた」


橘「その346プロが、貴女に情報をリークされる可能性を考えていなかったとは思えない」

橘「一朝一夕の調査で手がかりなしの状態から得られる情報にしては、あまりにも精密かつ大きすぎる」

橘「……どうやって知った?」



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