卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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63: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/02(土) 23:09:42.54 ID:SEAxogu10

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早苗「ッ……おえっ……うええっ……!!」


橘「…大丈夫ですか、片桐さん」


早苗「ぐっ……はあ、はあ」

早苗「ごめ、なさ……美樹ちゃ、ん……」


橘「いいえ、片桐さんの心情を鑑みず聴取を行った私にも責任があります。本当に申し訳ありません」

橘「すぐに医務室までお連れします。少しだけお待ちください」


早苗「はっ、はあっ……」


美城「……」

美城「……すまない、片桐君。君への配慮が欠けていた」

美城「堀裕子の居場所を除いて、君が知りたい筈の情報はすべて話した」

美城「彼女の居場所までは、私も突き止められなかった」


早苗「……ぐっ……う、う……!!」


早苗「……どう、して……?」


美城・橘「「?」」


早苗「どうして、あいつらは……!」

早苗「こんなひどいことを、平気で出来るの……!?」


美城「……」


美城「……そうだな」


美城「理由だけなら、私にも推測できる―――――」


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凛「どう、して……」

ちひろ「お」


凛「どうして、そんな、残酷なことが出来るの……?」


ちひろ「……まーだ分かりませんか」

ちひろ「何度も言ってる筈なんですけどねえ」


ちひろ「私達がここまでする理由なんて、ひとつだけですよ」


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