卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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51: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/02(土) 10:00:03.11 ID:SEAxogu10

凛「…どの口が……!!」

ちひろ「はいはい。…えっと、まずは神谷奈緒ちゃんと北条加蓮ちゃんの行方ですね」


ちひろ「あの2匹は、今回協力していただいたマダムの一人にお礼として差し上げました」

ちひろ「ああ、協力って言うのは菜々ちゃんが死んだときそれ以上346を詮索されないようにするため」

ちひろ「『安部菜々と言う"喰種"は「清廉潔白の346プロ」に潜り込んでいた』と言うストーリーの作成を手伝ってもらったってことです」


ちひろ「協力者の名前は『ビッグリリィ』」

ちひろ「少女同士、あるいは美少年同士の触れ合いを眺めるのが大好きらしくて」

ちひろ「ちょっと変わった方法で日々の癒しを得ている方です」


ちひろ「本人曰く、買った人間の少女2人を同じところに監禁して」

ちひろ「毎日少しずつ少しずつ身体のパーツを切り取って食べながら」

ちひろ「為す術もなく体を失い死にゆく絶望の中、唯一の救いである互いの存在を求めあい」

ちひろ「互いに縋るように身を寄せ合う姿が最高に尊い、だとか」


ちひろ「そうですねえ……今頃あの2匹は」


ちひろ「手足のない身体で互いを慰め合っているんじゃないでしょうか?」


ちひろ「これが『なおかれ』なんですねえ」



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