卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2017/10/03(火) 23:42:57.07 ID:fRPw4LRD0
早耶P「うう……」
雪美P「無茶苦茶だ、あんなの……!」
アーニャ(――ランコが走って行ったあとは)
アーニャ(――プロデューサーのみんなが、倒れています)
アーニャ(――強い人ばかりだと、聞きました)
アーニャ(――それを、こんなに簡単に……)
アーニャ(――ちひろさんも)
ちひろ「……うう」
ちひろ「最初は……隻眼とはいえ、なんで、こんな……」
ちひろ「戦ったこともない子供がと、思いましたが……」
ちひろ「その、赫子の使い方を、見て……実際に喰らって……やっと分かりました」
ちひろ「無尽蔵の刃」
ちひろ「止まることのない、洪水のような羽赫の波で、まるごと飲み込んで……」
ちひろ「……そうですよね。津波に勝てる戦士なんか、いるわけないですもんね」
ちひろ「『隻眼の王』も、そうやって……」
ちひろ「…いえ。こうなってしまえば、あなたが新しい『隻眼の王』になるのか……」
ちひろ「そんなのを、50人以上を相手に、わざわざひとりひとり……本当に無茶苦茶……」
ちひろ「その体のどこに、そんなものが……ああ。命を削れば……」
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