卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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316: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/30(土) 12:12:44.21 ID:tOgUoRhE0

李衣菜「いやですっ!!」

李衣菜「そんな見え見えの嘘までついて……殺す気がないなんて、信じられるわけないじゃないですか!!」

李衣菜「なつきちから離れてくださいっ!」

李衣菜「離れないなら、力づくでも引きはがします……!」ジリ


蘭子「っ……!」ジリ

蘭子「…プロデューサー。飛鳥ちゃんから離れてください」

アーニャ「……」ジリ


卯月「プロデューサー、さん……」



P「……そうですか」

P「……申し訳、ありません」グッ




李衣菜(――そこからのプロデューサーの動きは、まるで見えなかった)

李衣菜(――足に力を込めたかと思うと、いつの間にか私の真横に立っていて)

李衣菜(――目で追う前に、右目に焼けるような痛みが襲った)


李衣菜(――そしたら力が抜けて、立っていられなくなって)

李衣菜(――やっと後ろを向けたと思ったら)

李衣菜(――卯月ちゃん、アーニャちゃん、蘭子ちゃんまでもが、同じように倒れこむのが見えた)


李衣菜(――あとはプロデューサーの両手に、合計4本)

李衣菜(――空っぽの注射キットが握られているのが見えた)


李衣菜(――どう動くことも出来なかった)



P「……Rc抑制剤です。"喰種"に打てば、赫子だけでなく身体能力をも抑えられます」

P「これでもう、皆さんは私を止めることが出来なくなりました」


P「……申し訳ありません。皆さんには、まだ夢から覚めないでいて欲しかった」



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