卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2017/09/26(火) 23:06:19.60 ID:wXlrPCRN0
〜TOKYO MIX 収録スペース〜
美穂「言われるままに来ちゃったけど……」
飛鳥「プロデューサーの話って何だろう?」
夏樹「……」
夏樹「……アタシもよくわかんないけどな」
夏樹「ただ、今のうちに思い出しておいた方がいいんじゃないか」
夏樹「プロデューサーと出会って、一緒に歩いてきた道を」
美穂「プロデューサーさんと?」
飛鳥「おいおい……君も何を言うんだ、夏樹さん?」
飛鳥「まあ、初めて出会った時のことは思い出しておくにこしたことはないが……」
ガチャ
飛鳥「おや。噂をすれば」
ギイイイイイイイ
美穂「プロデューサーさん!」
美穂「あの、お話って一体……」
美穂「……え?」
美穂(――少し時間が経って、待っていた防音ルームに入って来た人は)
美穂(――私のプロデューサーさんじゃなくて、卯月ちゃん達のプロデューサーさんでした)
美穂(――そして、何かがおかしいと思いました)
美穂(――心なしか、瞳が濁っているように見えました)
美穂(――まるで深い闇のように)
美穂(――目線を少し下にずらして、ようやく何がおかしいのかに気付きました)
美穂(――真っ黒なスーツに、なにか赤いものが飛び散っていたんです)
美穂(――これは、何?)
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