卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
1- 20
296: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/26(火) 23:06:19.60 ID:wXlrPCRN0

〜TOKYO MIX 収録スペース〜


美穂「言われるままに来ちゃったけど……」

飛鳥「プロデューサーの話って何だろう?」

夏樹「……」


夏樹「……アタシもよくわかんないけどな」

夏樹「ただ、今のうちに思い出しておいた方がいいんじゃないか」

夏樹「プロデューサーと出会って、一緒に歩いてきた道を」


美穂「プロデューサーさんと?」

飛鳥「おいおい……君も何を言うんだ、夏樹さん?」

飛鳥「まあ、初めて出会った時のことは思い出しておくにこしたことはないが……」


ガチャ


飛鳥「おや。噂をすれば」





ギイイイイイイイ


美穂「プロデューサーさん!」

美穂「あの、お話って一体……」

美穂「……え?」


美穂(――少し時間が経って、待っていた防音ルームに入って来た人は)

美穂(――私のプロデューサーさんじゃなくて、卯月ちゃん達のプロデューサーさんでした)


美穂(――そして、何かがおかしいと思いました)


美穂(――心なしか、瞳が濁っているように見えました)

美穂(――まるで深い闇のように)


美穂(――目線を少し下にずらして、ようやく何がおかしいのかに気付きました)


美穂(――真っ黒なスーツに、なにか赤いものが飛び散っていたんです)


美穂(――これは、何?)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
489Res/390.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice