卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
1- 20
278: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/26(火) 17:26:15.71 ID:wXlrPCRN0

〜346プロダクション本社付近 『キャッスル』殲滅部隊〜


望元「ンン……橘ボーイ」

望元「結局、ワイフと市原レディは今回の作戦に参加しないんだね?」

実「ええ。妻の役目は終わりました、これ以上美樹に仕事を押し付けるわけにはいきません」

実「あとの実戦くらいは、夫の私がやらないと」

望元「エクセレンッ! 妻想いのいい夫じゃないか、だが生き残って初めてよきハズバンドとなりパパとなるのだ」

望元「それを忘れちゃいけないよ」

実「ええ。分かっています」


実「ありすのためにも、生きて346プロを……『キャッスル』を殺しつくします」



ザザッ


丸手『田中丸特等。伊集院二等から連絡が来ました。8時55分、予定通り放送が終わったようです』

丸手『あとは向こうの要求通り……』


望元「ナイスジョブ伊集院くん! と伝えておいてくれ!」

望元「確かこの後は、『346プロ所属のプロデューサー4匹が帰還するまで待て』だったね?」

望元「そしてマンキー4匹が本社に入ったのを確認次第……」


丸手『はい、作戦開始です。帰ってこなかった場合は黒井達に任せて作戦決行します』


望元「OK! それと偵察隊からの報告も受けているよ!」

望元「奴等の資料に記載されている346プロ職員は、例外を除いてほぼ全員、今日までに346プロに入ってから一切外出していないようだ」

望元「数日の偵察の間、本社には徒歩で進入し、その際なにかおかしいものを運搬している様子もなかった」

望元「大人しく狩られに戻って来たのは確かだね」

丸手『例外ですか? 俺は聞いてないんですけど、4人のプロデューサー以外にも誰か戻ってきてない奴がいるんです?』

清子「『今西』という男と『佐久間まゆ』の担当プロデューサーよ」

清子「この2匹と佐久間まゆは美城常務の密告前から姿を消して、一度も本社に戻ってきていないわ」

清子「例外はそれだけね」

丸手『誰だよ報告サボりやがったの……まあいいか、後だ後』

丸手『346の周辺組織は既にマークしてる……プロデューサーや役員ひとりでどうにかできるとも思えませんし』

丸手『そいつらは無視して作戦を進めます』

清子「了解」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
489Res/390.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice