卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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250: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/09/23(土) 19:52:28.81 ID:fvrq08M/0


『―――この失っていくしかない世界で』



『唯一の望みは、つながること』



『植えた種子が花を咲かせること、花がまた種子を落とすこと』



『見よう見まねで焼いたハンバーグを、美味しいと喜んでもらえること』



『私と関わったことで、少しでも皆さんが笑顔でいられること』





『自分の行動が、生きた時間が、無意味じゃなかったと思えること』





『……それが、私にとっての希望です』

『どうか、これからも笑顔でいてください』



卯月「……だから、私は最後までちゃんと」

卯月「笑顔で歌って、踊ります」

卯月「ちゃんと、皆に見てもらいます」


美穂P「……そうか」

美穂P「……なんか、自分が恥ずかしいな」


美穂P「これだけ辛い思いをしている子が、それでいて必死に頑張ってる子がいるのに」

美穂P「自分は、『逃げ切れた』なんて安心してしまっただけだなんて」


卯月「……?」

美穂P「…ごめん、こっちの話。美穂のところに戻るよ」


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