38:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/19(土) 23:18:43.36 ID:cJ5bRHheo
【2階席】
沙織「みぽりんのお姉さんが勝ったね」
華「そうですね。いい試合でした。熱さで言えば、きのこたけのこ論争には及ばないでしょうが…」
そど子「ちょっと!その問題はデリケートで暴動が起こりかねないからやめなさいよ!」
千代「こんにちは。ずいぶん賑やかね」
沙織「えっ?あ、こ、こんにちは。あなたは……」
華「……すみません。わたくし、華道関係者や定食屋さんの女将さんは大体すぐ憶えているのですが……あなたのことは存じ上げておりません」
千代「………仕方ないわ。私は女将ではないから」
華「では板前……?」
沙織「華は少し椅子に座って目を閉じて幼少期から思い出を遡る時間とろうか」
華「いいんですか!?」
優花里「テンションが上がる理由がよくわからないあたり、五十鈴殿らしいですぅ」アハハ
沙織「ええっと……島田愛里寿さんのお母さん、島田千代さん……ですよね?」
優花里「ええ!世界中に道場を持っている島田流戦車道の家元であり、かつ大学戦車道連盟の理事長も務めておられ、さらに直射日光を避けるために日傘を差す女子力をお持ちの美女!その美貌と物腰の柔らかさ、そして室内でも手袋をしていて指紋を残さないことから、愛人にしたい戦車道関係者ランキングでは上位に…」
沙織「ゆかりんに聞いてないから。あと後半失礼になってる!」
千代「別にかまわないわ。ふふ、詳しいのねあなた」
優花里「ええ!戦車道は私にとって無くてはならない存在ですから!必然、知識は深くなっていきます!例えば、先日島田殿がすっぴんのジャージ姿でゴミ出ししている姿を週刊誌にすっぱ抜かれた記事も目を通し…」
千代「………………」ゴゴゴゴ..
優花里「ひっ!?ご、ごめんなさい!余計なことを!」
千代「構わないわ……ふふ」
華「それで……何故わたくしたちのところにいらしたのですか?審査員を辞退されたのは聞いておりますが……」
千代「迷惑でなければ一緒に観戦させてもらおうと思ったからよ」
沙織「わ、私たちとですか!?」
千代「ええ」
沙織「どうしてですか?」
千代「しぽり……いえ、西住しほさんと一緒に観戦したいと思ったからよ」
沙織「え?でもみぽりんのお母さんなんていませんけど…」チラ
しほ「………………」
沙織「きゃあああ!いつの間にかいた!!」
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