205:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/20(日) 20:51:51.64 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
みほ「………………」
みほ「!!」
みほ(対戦相手が立つべき場所にいるあの人は……!)
千代「………………」
みほ(愛里寿さんのお母さん!?確か昔ラップやってたとは聞いてるけど!)
千代「………………」ジー
みほ「っ……」
みほ(すごい迫力……あの人と戦うの……!?)ゴクリ
役人「え、ええと……?」
千代「マイクを貸してください」
役人「え?は、はい」
千代「……あー、あー。ワンツー。マイクチェックワンツー。ツェー、ハッ!」
役人「………………」
千代「……会場のみなさん、私が何故この場に立っているか、疑問にお思いでしょう。いえ、中にはわかっている方もいるかもしれません。そしてわかっていられない方もいるでしょう。2パターンあるわけですね」
ザワザワ..
みほ(私はわかってない方のパターンに入っちゃってる。どうなるんだろう)ドキドキ
千代「結論から言います」
千代「MIHOさんの対戦相手は………………あなたよ!RENTA THE FUTURE!」ビシィッ!
役人「!!」
みほ「?」
役人「わ、私が……ですか!?」
千代「そうよ」
みほ「ええっ!?」
みほ(この役人さんとバトルするの!?)
千代「私はその間、代役として司会を務めさせていただくわ。みなさん、よろしく!」ワァァァァ!
役人「い、一体どうしてこんなことに……?」
みほ(……この人も聞かされてなかったんだ。サプライズってやつかな)
千代「前回大会後の打ち上げで言っていたらしいじゃない。自分もバトルがしてみたい、と」
役人「それはそうですが……何分、急な話で正常な思考が保てておりません」アセッ
千代「そう……そのようなザマではバトルが成り立たないわよ」
役人「!」
千代「……急なことなのは当然。あなたが会場を押さえる時間を間違えたことで生まれた時間だもの。でもその結果、あなたがバトルに参加するチャンスを得られた」
役人「………………」
千代「あなたがフリースタイルバトルに熱中しただけに留まらず行動したおかげで、このような大会を開催できたのだから、その功労者としての特別枠、という措置ね」
役人「………………」ゴクリ
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